射水市議会 2022-06-13 06月13日-03号
まず、文化財の保存につきましては、放生津八幡宮祭の曳山・築山行事の修理計画や適正な保存継承を図るための文化財保存活用計画の作成をはじめ、稚児舞や海老江の曳山行事、大門曳山行事などに使用いたします用具の修理など、保存継承への支援を行うこととしております。
まず、文化財の保存につきましては、放生津八幡宮祭の曳山・築山行事の修理計画や適正な保存継承を図るための文化財保存活用計画の作成をはじめ、稚児舞や海老江の曳山行事、大門曳山行事などに使用いたします用具の修理など、保存継承への支援を行うこととしております。
芸術・文化の継承と創造につきましては、文化財保護団体において、文化庁の地域文化財総合活用推進事業の採択を受け、稚児舞や曳山行事などに使用する用具の修理等が進められております。本市としましては、引き続き、各団体への指導・助言や伝統行事の保存継承への支援に努めてまいります。
次に、ユネスコ無形文化遺産登録5周年を迎える城端神明宮祭の曳山行事についてですが、県、高岡・魚津・南砺の3市及び5年前同時にユネスコ登録されました県内各行事の保存会で構成される協議会によって、昨年からとやまのユネスコ無形文化遺産普及啓発事業が行われております。
県内の曳山行事は花傘山と呼ばれる傘鉾の形態を取るものが多く、近世後期以降、富山湾沿岸の港町に広く伝わっております。その形態は高岡型と放生津型に分類されまして、高岡型は神殿の周りに見られます欄干に似た高欄が一重になっているのに対し、放生津型は複数の高欄が囲む重層構造となっておりまして、夜は提灯山に姿を変える形態となっております。
全国的に見ますと、数多くの曳山行事がございまして、かつて存在し、現在は引き出されていないものも、そこまでを把握することは困難でございますけれども、富山県内におきましては、花山型と屋台型の曳山が組み合わされた祭りは現在行われてはおりません。 石動において、歌舞伎山車を再び巡行することができるならば、県内唯一の祭りになるものというふうに考えておるところでございます。
芸術・文化の継承と創造につきましては、平成29年度から令和元年度までの3年間にわたって取り組んでまいりました富山県指定無形民俗文化財「放生津八幡宮の築山行事」や「放生津八幡宮祭の曳山行事」の学術調査が完了し、本年3月末に調査報告書を刊行、県内外の関係機関へ配布したところであります。今後はこの調査報告書をもとに、国の重要文化財指定の実現に向け、引き続き関係機関に対し要望してまいります。
さらに、現存の曳山収蔵庫は、収蔵、展示用スペースとして設計されているため、曳山を出す際には、一度解体する必要があり、今後、曳山行事を継続していくためには、施設の修繕も必要になってくるのではと考えております。 そして何より、曳山行事のような祭りや伝統文化の行事は、地元や地域の機運の高まりと、かつての西部同志会のような担い手の確保が必要不可欠であると思っております。
近年、城端神明宮祭の曳山行事のユネスコ無形文化遺産、福野夜高祭りの日本ユネスコ協会連盟未来遺産への登録などにより、観光客入込数が増加しています。 ことしの夜高祭りでは、「トイレの場所が分からない」といった苦情や、不足していたのではないかとの意見があったと聞いております。
また、平成29年度から取り組んでまいりました富山県指定無形民俗文化財「放生津八幡宮の築山行事」及び「放生津八幡宮祭の曳山行事」の国重要無形民俗文化財の指定を目指した学術調査は、新年度において最終年度を迎えることから、これまでの成果を調査報告書にまとめ、将来の保存・継承を図るに当たっての指針としてまいります。
中でも、毎年10月1日に新湊で行われる放生津八幡宮曳山行事では、富山県の無形民俗文化財にも指定されており、10月2日に行われる放生津八幡宮の築山行事に合わせて、国の重要無形民俗文化財に指定されるよう、保存会や本市を初めとして、関係団体の皆様に働きかけをしているところでございます。
JAZZ」や、県内の高岡御車山祭の御車山行事と城端神明宮祭の曳山行事、さらには石川県や岐阜県もあわせました無形文化遺産登録6団体に参加をいただき、「ユネスコ山・鉾・屋台交流フェスティバル」も開催するなど、新たな取り組みも行われたところでございます。
魚津のタテモン行事を高岡の御車山行事、城端の曳山行事と連携してPRを行ってまいります。 さきの「みなとオアシスSea級グルメ全国大会」でグランプリを獲得しました魚津バイ飯も会場で販売する予定でありますので、関東近辺に在住の市ゆかりの皆様にも来場を呼びかけながら、勇壮な引き回しのたてもんと食の魅力を全国へアピールしていきたいと考えております。
中でも新湊曳山まつりは、昨年同様休日ということで、シャトルバス運行なども計画されており、ことしも市民の皆様を初め大勢の観光客の皆様に、無形民俗文化財に指定されております、この曳山行事を堪能していただきたいと思っております。 さて、議員の皆様方、そして私にとりましても来る11月26日をもって、任期が満了となります。今任期中における定例市議会は、本日が最終日であります。
◆10番(古軸裕一議員) 次に、ユネスコの無形文化遺産に登録された城端神明宮祭の曳山行事についてお伺いをいたします。 昨年12月1日は、南砺市にとって大変記念すべき日となりました。
県内の「高岡御車山祭りの御車山行事」や「城端神明宮祭の曳山行事」をはじめ、近県の岐阜県飛騨市、大垣市、高山市、石川県七尾市の無形文化遺産登録6団体にご参加をいただきました「ユネスコ山・鉾・屋台交流フェスティバル」を開催するなど、連携した伝統の継承と機運の盛り上げに誓いを新たにしたところでございます。
また、同時に登録された県内の高岡御車山まつりの御車山行事と城端神明宮祭の曳山行事を含む近県の無形文化遺産登録6団体にもご参加をいただき、ユネスコ山・鉾・屋台交流フェスティバルを開催するなど、自治体が連携した伝統の継承と機運の盛り上げを図ったところでございます。
また、同じく登録された高岡の御車山行事、城端の曳山行事とともに、県内外への観光宣伝を行いながら、伝統文化の継承にも努めているところであります。登録後初めて開催される本年8月の祭りには、全国から多くの皆さんに魚津を訪れていただけるよう発信を続けていきたいと考えております。 次に、産業振興について申し上げます。
例えば、文化・世界遺産課の移管につきましては、ブランド戦略部となったことにより、昨年の城端神明宮祭の曳山行事のユネスコ無形文化遺産登録においても、交流観光まちづくり課などと連携し、南砺市が誇る文化をブランドとして売り出すことに大いに効果を発揮いたしました。
一方でこの地域には、先ほどお答えもいたしましたが、多くの特徴的な曳山行事が多く残っておりますので、こういう他の自治体、団体とも協力しながら、広域連携によりまして地域全体の魅力を高めていくということが高岡の一つの役どころかと思っているところでございます。
そうした中、ことし1月の我が会派の東京視察研修会において文化庁職員から、千葉県の「佐原の山車行事」は、学校の授業におはやしを導入し人材育成を図っていること、大分県の「日田祇園の曳山行事」については、林業の盛んな地ということもあり、曳山制作に必要な木材を確保するために植林を行うなど、保存、継承に向けた先進的な取り組みについて伺ってきたところですが、本市の今後の御車山行事の保存、継承に向けた考えをお伺いいたします